風紀21:決戦の時、三銃士散る
 翌日、出目金ランド付近のLAWSON。
あすか「あ、ハヤト!」
ハヤト「よぅ」
あすか「リョウは用が済んだら来るってさ・・・」
ハヤト「そうか・・・。まぁ、俺達だけでもやれるだけはやるか・・・」
あすか「そろそろ時間だし行ってみよう・・・」
ハヤトとあすかは出目金ランドを目指した。

風紀21:決戦の時、三銃士散る。

体育館・・・。
出目金「レディース!ァーンド!ジェントルメーン!今日は我が生徒会主催のダンスパーティーに集まってくれて有難う!」
わーわーわーわーわー
出目金「それでは、主催者である生徒会長様から挨拶をどうぞ!!」
ジンが教壇に立った。
ジン「本日はお集まり頂き有難う。皆さんの為に食事も沢山用意してありますので、みなさん思う存分楽しんで下さい!」
ジンは去った。
女子A「きゃー!最高!!」
拓也「食うぞ!!」
神村「踊れよ!」
誠也「しっかし、凄い人気だね」
まなみ「だって、今年初めて企画したらしいよ」
美雪「あら、貴方達・・・」
まなみ「みゆちーだぁ!」
誠也「いやぁ・・・楽しいパーティーになりそうですね・・・先輩」
美雪「いや、パーティーはいいのよ・・・。それより何か気になる事があるの・・・」
まなみ「ほえ?」
美雪「今日、河原先輩に会ってないんだけど知らない?」
まなみ「そういえば、カイちゃんもリョウちんもいないね」
誠也「いや、そんなレベルじゃないですよ。僕達3人以外の風紀委員が誰もいないじゃないですか!?」
まなみ「そういえば・・・」
誠也「何かあったのかな・・・?」
美雪「それだけじゃないわ・・・」
誠也「え?」
美雪「生徒会も司会の佐藤先輩とさっき出てきた会長以外は誰もいないのよ」
まなみ「あ〜!そういえば、見てない!!」
誠也「何かあったんですかね?」
そこに、
写真部部長「に・・・虹谷・・・」
誠也「あ〜、写真部の部長!」
写真部部長「俺は恐ろしい物を撮ってしまった・・・かもしれない・・・」
誠也「え?」

その頃。出目金ランドでは・・・。
ハヤト「何が出目金ランドだ?ふざけた遊園地だぜ」
あすか「何でこんな所に正体したんだろ・・・」
そこに、
中村「よぅ!お二人さん」
玲子「神崎君はビビって逃げたのかしら?」



生徒会の中村と玲子が出てきた。
あすか「出たなぁ・・・!あんた達・・・」
ハヤト「今度はどんな出し物を用意してるんだい?」
中村「ふ・・・、会長さんもこの俺達にチャンスをくれてな・・・」
玲子「今回は特別に、あんた達を叩きのめしていいと許可が出たのよ」
ハヤト「何!?」
中村「ちょうど、2対2・・・。いい勝負をしようぜ・・・!うらぁ!!」
中村はハヤトに殴りかかった。
あすか「ハヤト!!」
玲子「あんたの相手はこの私よ!」
げしっ!
玲子の蹴りがあすかにヒットした。
あすか「うぐっ!」
その様子を近くの出目金タワーで凛が観戦していた。
凛「神崎亮さんは不参加ですか・・・。これは楽勝ですね」

ところ戻して、体育館裏。
誠也「一体、何を撮ったんですか!?」
写真部部長「これだ・・・」
誠也「こ・・・これは・・・はづ坊!?・・・と、誰?」
写真部部長は偶然、葉月がジンに襲われた瞬間を撮ってしまったらしい。
写真部部長「オールバックにしてるが、生徒会長だ・・・」
まなみ「そういえば、昔はこの人前髪伸ばしてなかったからね」
写真部部長「それと、昨日の夕方撮った写真だ・・・」
玲子が手榴弾を転がしてる写真だった・・・。
まなみ「これは、生徒会の・・・」
写真部部長「この写真を撮って解ったんだ。昨日、生徒会と風紀委員の間でとんでもない事が起こってるかもしれない・・と」
美雪「そんな・・・」
誠也「そういえば、今日見てない風紀委員の人達と生徒会の人達はどうしたんだろ・・・」
そこに、
出目金「ふぅ・・・すっきりしたぁ〜」
出目金が便所から出てきた。
誠也「佐藤先輩!お話があるんですけど〜」
出目金「ん?何だ?」
誠也は出目金を呼んだ。
誠也「あの、今日はどうして生徒会の人が貴方と会長だけなんですか?」
出目金「他の連中はな。生徒会が建てた遊園地にいるんだよ」
まなみ「あ〜、あの出目金ランドってヤツね?」
出目金「そうそう!この吾輩がモデルになった素敵な遊園地さ」
まなみ「今度、遊びに行くね!」
出目金「あぁ、歓迎するよ」
美雪「あの・・・、それで・・・。今日、他の風紀委員が音信不通なんですけど・・・、何か知ってます?」
出目金「ん?知らんが、何かあったのか?」
美雪「いえ、写真部の部長さんがこんな写真を撮影したらしくて・・・」
出目金「ぬぉ!?」
美雪は例の写真を出目金に見せた。
出目金「そうか・・・。君達もいけない子だったのか・・・」
誠也「佐藤先輩?」
出目金「危険人物から除外してた君達だけど、生かす訳にはいかないよね?」
誠也「まさか、あんた!!」
まなみ「そんな・・・」
美雪「虹谷くん!」
誠也「は、はい!?」
美雪「貴方はまなみちゃんと2人で応援を呼んできてくれるかしら?」
誠也「は、はい!」
美雪「恐らく、河原先輩に関係のある人は味方になってくれる筈」
誠也「嘉藤先輩は!?」
美雪「私はその間時間を稼ぐわ!」
誠也「無茶だ!先輩1人じゃ・・・」
美雪「1人じゃないわ!ここにもう1人頼りになる殿方がいるでしょ」
3人は写真部部長をみつめた。
写真部部長「え!?俺か!?俺なのか?」
美雪「部長さん!貴方の力が必要なんです!」
写真部部長「う〜ん・・・」
誠也「それでも、嘉藤先輩が・・・」
美雪「私は河原先輩が卒業した後を継ぐ次期風紀委員長よ!ここは私が守る!」
誠也「解りました!出来るだけ早く見つけてくるんで!怪我しない様に!」
美雪「えぇ、大丈夫!この人が守ってくれるから!」
写真部部長「えぇ!?」
誠也「それじゃ、よろしく!先輩!!」
写真部部長「お・・・おいっ!!よろしくねぇ!!」
誠也とまなみは去った。
出目金「フフフフフ・・・覚悟は出来たかい?」
写真部部長「出来てねぇぇぇぇええええっ!!!」

その頃、
中村「おらぁ!」
ハヤト「くっ!」
ハヤトは中村のパンチを素手でガードした。
中村「ちっ!思ったより堅いな・・・」
ハヤト「そっちこそ、いいパンチじゃねぇか。生徒会の上層部だけに簡単には行きそうもないか・・・」
中村「けっ!だがな・・・その鉄壁のガードもこれで終わりだぁ!」
ハヤト「!!」
中村はハヤトに向かって飛び込んだ。
ハヤト「くっ!」
ハヤトはギリギリでガードをしたが、
中村「脇がお留守だぜ!」
ハヤト「なっ!しまったっ!」
中村「おらぁ!ワン、トゥ!!」
バキッバキッ!
中村は素早いフットワークの2連パンチを喰らわした。
中村「喰らいなぁ!ローリングゥサンダァァアアアアアッ!!!」
バキバキバキバキバキバキバキバキバキバキ!!
中村はそこから素早くふところに回り込み、素早いパンチを連続で喰らわした。
中村「アッパァ〜カットッ!!」
バキィッ!



中村は強烈なアッパーカットでハヤトを吹き飛ばした。
中村「トドメだ!ギガトンストレートォォォオオオオッ!!!」
ズド〜ン!!!
ハヤト「ぐぁぁあああっ!!」
ズシャァァァアアアッ!!
中村は強烈なストレートで追い討ちを仕掛けハヤトを吹き飛ばした。

あすか「舐めるなぁっ!てぃっ!」
玲子「フッ、遅い遅い・・・」
あすか「くっ!」
玲子はあっさりとあすかの攻撃をかわす。
玲子「でも、よくここまでもったわね。誉めてあげるわ・・・。・・・でも、これで終わり!」
あすか「なっ!」
玲子「そらそらそらぁ〜!」
ズバズバズバズバズバァ〜!!
あすか「ぅぁああああああっ!!」
玲子の刃の様な百裂の蹴りがあすかにクリーンヒットした。
玲子「これで大人しくなったわね・・・」
中村「・・・終わったな、こいつら・・・」
玲子「神崎亮もついでに仕留めたかったなぁ〜」
中村「まぁ、1人と闘えただけでよしとしようぜ。こいつらも会長さんの言う様に手強かったしな・・・」
玲子「そうね。あとは、報告でもしとこうかしら」
あすか「ま・・・まだだ・・・」
あすかは立ち上がった。
玲子「まだ、そんな力が残ってたの?」
ハヤト「まぁ、手加減して様子見してたんだがな・・・」
中村「な・・・何だと!?」
ハヤト「手加減してて悪かったなぁ・・・。詫びるぜ・・・」
中村「けっ!もうギリギリって感じに見えるがな・・・」
ハヤト「フ・・、じゃぁ本番と行こうか!」
ハヤトはポケットからバンダナを出して頭に巻いた。
ブォン・・・
更に、紫電刀を発動させた。
中村「な・・・何だ?そんな刀卑怯だぞ!」
ハヤト「言ったろ、本気モードってな・・・」
中村「だが、所詮は刀にたよった攻撃なんだろ?だったら、逆に攻略しやすいぜ!」
ハヤト「フ・・・。喰らいやがれぇぇぇえええっ!!!」
ズバ〜ン!
ハヤトは地面を這う強烈な衝撃波を出した。
中村「こ・・・こんなんありかぁ!?」
サッ!
中村はギリギリで避けた。
中村「ふ〜、危ねぇ危ねぇ・・・」
ハヤト「隙だらけだな・・・」
中村「何っ!?」
バキッ!
中村「かはぁっ!」
ハヤトのパンチが中村にヒットした。
ハヤト「せいっ!」
ザシュ!!
中村「ぐはぁ!!」
ハヤトの振った刀が当たった。
ハヤト「はぁ!せいっ!はっ!うりゃぁ!」
ザシュ!ズシュ!!グシュ!!!
中村「ぐぉぉぉおおおおあああああああっ!!!」
ハヤト「安心しな・・・。峰打ちだ・・・」
玲子「な・・・中村ぁ!?」
ドサっ!
中村は倒れた。
玲子「この・・・卑怯剣士がぁ・・・」
トントン・・・
あすかは玲子の肩を叩いた。
玲子「何よ!?」
あすか「あんたの相手はこのあたしでしょ?」
玲子「もう1発喰らいなさいっ!!」
あすか「同じ手は喰わないよ!風神拳っ!!」
玲子「きゃっ!か・・・風っ!?」
あすか「玄武は風を操る力を持つ・・・」
玲子「そんなそよ風効かないわ!!」
あすか「舐められたもんだねぇ・・・。風の恐ろしさをその身に刻んでもうらうよ!」
玲子「何っ!」
あすか「暴風乱刃波っ!!」
ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュ!
玲子「きゃぁぁぁあああああああっ!!!」
あすかの掌から出された巨大な竜巻が刃になって玲子を襲った。
玲子「そんなバカな・・・」
バタッ!
玲子は倒れた。
あすか「ふぅ・・・。久々に使ったなぁ・・・暴風乱刃波なんて・・・」
ハヤト「おっかねぇ技だなぁ・・・」
あすか「あんたの紫電刀なんて存在が危ないっての!」
ハヤト「とりあえず、行くぞ。こいつらの親玉はこの遊園地の中にいる筈だ」
中村「ま・・・待て・・・」
中村は口を開いた。
ハヤト「まだ、喋れる力があるのか・・・」
中村「まぁ、待て・・・。あそこのデカイタワーに行け」
中村は10階建てのセントラルタワーを指差した。
ハヤト「あそこに何かあるのか?」
中村「あそこに、ここを取り締まる俺達のボスの副会長がいる・・・」
あすか「なぁ〜んだ・・・。副会長かぁ・・・。会長じゃないんだぁ〜」
ハヤト「あのタワーに行けばいいんだな」
あすか「ハヤト!?あたし達の目的は会長のジンでしょ?何で副会長なんかに・・・?」
ハヤト「俺はどうしてもあいつと決着を付けなくちゃならねぇんでな・・・」
あすか「ハヤト・・・」
ハヤト「嫌なら、リョウとでも合流してジンを探してきな」
あすか「いいわ。付き合うよ・・・。あたし達仲間でしょ!」
ハヤト「・・・フ・・・。仲間か・・・」
あすか「な・・・何よ!?」
ハヤト「・・・いい言葉だな・・・」
あすか「・・・まったく、たまには素直に物を言うのね」
ハヤト「これでも、ジンよりは捻くれてねぇぞ」
あすか「それに・・・、あんたの付けた決着ってのを見てみたいのよ・・・」
ハヤト「あすか・・・」
あすか「そうと決まったら、行くよ!」
ハヤトとあすかはセントラルタワーへ向かった。
凛「決着・・・か・・・」

その頃体育館裏では
写真部部長「ぐはぁ・・・」
バタッ!
美雪「部長さん!」
写真部部長は倒れこんだ。
写真部部長「俺はもう駄目だ・・・。これ以上攻撃は受けられん・・・」
美雪「ぶ・・・部長さん・・・!!柳ちゃんが見てますよ!」
写真部部長「え!?柳ちゃん!?」
写真部部長は立ち上がった。



写真部部長「柳ちゃん!?柳ちゃん!?ねぇ、柳ちゃんは何処ぉ〜?」
美雪「いえ、言ってみただけですけど・・・」
写真部部長「ふぅ・・・」
バタッ!
写真部部長は倒れた。
美雪「き、気まぐれですか!?」
出目金「さぁ〜て、あとはお嬢ちゃんだけだなぁ・・・・。ククククク・・・美人かぁ、どう料理しようかなぁ・・・」
零「待て待て待てぃ!!」
そこに、
ゴロゴロゴロゴロゴロ!!
零「うっしゃぁ!火引零、ただいま参上っ!!」
出目金「何なのだ貴様は!?」
零「至上最強の格闘家、火引零様を知らんだと!?」
出目金「知らん」
零「かぁ〜!舐めんじゃねぇぞ!出目金風情がぁ!」
出目金「何ぃ!?」
零「喰らえぃ!我道錠洸拳っ!!」
出目金「なっ!?何ぃっ!」



ボ〜ン!!
ピンクの男は巨大な気の塊を出した。
しゅ〜・・・・ポン!
と、思った瞬間・・・一気に小さくなり消えた。
出目金「・・・・」
美雪「・・・・」
零「・・・・」
出目金「出目金ビームゥッ!」
ビーッ!ズド〜ン!
零「ぎゃぁぁあああああああっ!!」
ピンクの男は出目金の目からビームを喰らい、吹き飛んで退場していった。
出目金「さっきの奴は見なかった事にして、どう料理しようかなぁ・・・」
美雪「く・・・」
神村「そこまでだ!」
そこに神村率いる、勘違い人間だらけのスーパーヒーロー部の部員が集結してきた。



出目金「何かさっきから変な奴ばかり来るなぁ・・・」
美雪「(誠也くん達はどういう人選してるのかしら?)」
神村「いくぞ!」
精螺亜夢運「おう!」
部員達は集まってポーズを取った。
神村「我々が集まったからには・・・・」
出目金「出目金ビーム!」
神村「ぎゃぁぁああああっ!」
部員達は吹き飛んだ。
神村「決めセリフくらい最後まで決めさせろぉ〜!!」
そして、退場した。
出目金「さっきの連中も見なかった事にしようなのだ」
美雪「そうですね・・・」
出目金「それじゃ、今度こそ・・・」
永吉「待ちなぁ!」
体育教師の中島が現れた。
出目金「今度は体育教師ですか?」
永吉「話は全て聞いたぜ!生徒会がそんな凶悪集団だったとはなぁ・・・」
出目金「教師は関係ないのだ!我が生徒会に楯突く奴は会長様の命令で叩きのめす!!」
永吉「教師に向かっていい根性だなぁ・・・」
出目金「五月蝿いっ!」
永吉「俺は河原を信頼している教師の1人だ・・・。あいつを悲しませる様な生徒はこの俺が許さん!」
出目金「下らんのだ。こんな雑魚教師相手にもならん・・・」
永吉「河原ぁ!今日こそお前に恩返しをしてやるぜ!!」
出目金「暑苦しいからさっさと退場して欲しいのだ。出目金ビーム!!」
ビーッ!
永吉「甘ぇっ!!」
スパーン!
出目金「な・・・何ぃ!?」
永吉は強引に腕を振り、ビームを跳ね飛ばした。
出目金「有り得んっ!そんな事は・・・」
永吉「教師に不可能はねぇ!覚悟しやがれ!!」
ドカ!バキ!グシャ!
出目金「ぎゃぁぁあああああああっ!!!」
出目金は倒れた。
美雪「あ・・・有難う御座います、先生!」
永吉「なぁ〜に、礼なら俺に借りをよこした河原に言いな・・・。あばよ」
永吉は去り、こうして生徒会三銃士は全滅した。

遊園地「出目金ランド」セントラルタワー、屋上。
あすか「本当にここにいるの?」
ハヤト「中村が言うからには嘘はないだろうぜ・・・」
凛「いらっしゃい・・・神崎あすかさん・・・それと、久し振りね・・・お兄ちゃん・・」
凛が現れた。
あすか「あっ!!そうか・・・副会長はあんたの妹!!」
ハヤト「フ・・・。言っただろ、決着付けるってな・・・」
あすか「自分の妹との決着だったのね・・・」
ハヤト「さぁて、凛。いい加減にしようぜ・・・。ジンの右腕になってまでして悪の手の片棒を継ぐ気か?」
凛「ふ・・・、貴方には一生解らないですね。会長様・・・いえ、ジン様はわたしの愛した男性なんですから・・・」
ハヤト「ふざけるなぁ!あんな奴に何で惚れる!?あいつは・・・ジンは日本征服をしようとしてる輩なんだぞ!」
凛「貴方には解らないでしょうね・・・。ジン様がどんな人間も愛する素敵なお方だというのが・・・」
ハヤト「何!?」
凛「ジン様は貴方が自分の監視をしているのを知っていたわ。自分の善意を見せる為ワザとね・・・」
ハヤト「善意だと!?」
凛「彼にとって使えない人はいないわ!どうしても使えないのは貴方みたいに誰も信頼しない人だけって・・・」
ハヤト「解らねぇな・・・。あいつは表向きはそういう風に見せてるだけで、捨てる気なら誰でも捨てるんじゃねぇのか?」
凛「残念だけど、わたしは彼の裏面も知ってる・・・。解らずやで1人のお兄ちゃんには一生解らないでしょうね・・・」
ハヤト「どうやら、話し合いでは解決出来そうもないな・・・」
凛「そうですね・・・」
ハヤト「力ずくでお前を取り戻させてもらうぜ!」
凛「それはどうでしょう?」
あすか「あんたみたいなチビなんて、簡単よ!」
凛「フフフフフ・・・どうやら、貴方の出番みたいですよ」
あすか「え?」
凛「生徒会は1人だけ存在を明かしてない生徒がいるんですよ。怖がると思ってね」
ハヤト「何だと!?」
凛「出番ですよ!ゴードンさん!!」
ゴードン「ウゴォォオオオオオオオッ!!」
体長3mの筋肉質の巨漢が現れた。



あすか「な・・・何なの〜!?」
ハヤト「ちっ!こんな化け物野郎を隠していたってのか・・・」
凛「ゴードンさん、遠慮は要らないですよ。特に、そっちのバンダナの男は気に入らないから跡形もなくしちゃっていいですからね」
ゴードン「りん、わかった。まかせろ、おれ、やる」
ハヤト「あすか!お前はリョウの所に行け!」
あすか「ハヤト!?」
ハヤト「こいつの狙いは俺だ!お前までこんな化け物と闘う必要はねぇ!!」
あすか「でも!!」
ハヤト「あいつの考えてる事は解ってる・・・」
あすか「どういう事!?」
ハヤト「俺の勘が正しければ、アイツは河原あおいの存在を消してるかもしれねぇ・・」
あすか「な・・・何ですって!?」
ハヤト「ジンの狙いはあくまであおいだ。俺だったらそうしてるさ・・・」
あすか「宿命の勘ってヤツね・・・」
ハヤト「そして、もう1人・・・あいつには始末しなくちゃいけない人物がいるんだ・・・」
あすか「えぇ!?」
ハヤト「あいつとリョうと闘わせる訳にはいけない!そっちは頼んだぜ・・・」
あすか「解った・・・。あんたも生きて帰ってきてね!」
ハヤト「ハンバーグになっても帰ってやらぁ!」
あすかは去った。
ハヤト「さて、始めようぜ・・・。化け物野郎!」
ゴードン「おれ、ばけものちがう!おれ、にんげん!!・・・おれ、おまえきらい。おまえ、つぶす!」

ガッタンゴットン・・・
ジン「フフフ・・もうすぐで私の天下が始まる・・・。楽しみだな・・・。お前もそう思うだろ?」
???「・・・・フン」

リョウは夏祭りで来た古寺に来た。
リョウ「さてと・・・。ここなら、誰も気づかないだろう・・・」
リョウはバッグを寺の中の物置の中の適当な箱の中にあおいの入った。バッグを隠した。
リョウ「果たし状の時間まであと20分か・・・。そろそろ行くかな・・」



ジンが向かう場所は何処なのか?ハヤトは巨漢ゴードンに勝てるのか?そして、リョウは誰と闘おうというのか!?